タイトル:memories もうひとつの物語
名義:倉本あんな
企画・制作:ファーストミッション
発売:セカンドプロジェクト
品番:2DVS-01
リリース:2000年知る人ぞ知る、『
memories 想ひでアルバム 2(ファッサネイティングガール)』の続編、その名も『もうひとつの物語』。
続編があるらしい…という話は伝え聞いてはいたものの、VHS版のパッケージ画像すら出回っていないので実際に入手するまで存在が疑わしかった一枚。倉本安奈の初期作品で人気も確立されていないメディア移行期のビデオ作品をよくぞDVD化してくれていたものだ。共演は三上あき(三上亜紀)。
撮影は定点カメラと主観カメラの低予算ハメ撮りで、基本設定は『想ひでアルバム』を踏襲しており倉本安奈とは恋人関係。本作では倉本安奈の友人役として登場する三上あきとの二股を安奈に目撃されたところからドラマが始まる。
安奈に二股を問い詰められた男は自宅デートのダブルブッキングを決行。先に男の家を訪れた安奈はまだ寝ている男の下半身に手を伸ばして寝起きフェラを仕掛け、立ち上がってショーツに手を入れ男の顔面直上でオナニー。
制服の前をはだけさせながら男の足に擦り付けオナニー(?)して再びフェラ、そして自ら上に乗って竿の裏筋を滑らせる「ワレメこき」から挿入して安奈→男→安奈と腰を動かす主体を入れ替える騎乗位、さらに正常位から側臥位へと移行して最後は主観視点ではだけた制服の胸元にぶっかけてフィニッシュ。
そして倉本安奈がシャワーを浴びている間に三上あきが来訪。こちらは二股を知らずに来たため最初からイチャイチャモード全開。ローターで遊んでいるうちに真っ赤なチャイナ服をまとった倉本安奈がバスルームから登場!困惑する三上あき!すわ修羅場か!…とはならず、倉本安奈に張り合って三上あきも持参したピンクのチャイナ服を装備し、お約束の「私とこの娘とどっちにするの」展開。
ちなみに本作は主観の雰囲気を損なわぬよう男のセリフは肉声ではなく字幕で表示する新設設計。男の「どっちも可愛いよ」「選ぶねぇ~(※おそらく選べねぇ~の誤植)」「俺を感じさせてくれたほうかな…」というナチュラルにクズい発言で女2人のアピール合戦が勃発。男を悦ばせようと身を乗り出す二人に「まずはオナニーからだろ」と謎の注文をつけてチャイナ服オナニー編へ。
横並びでオナニーする二人だったが途中でなぜか倉本安奈が三上あきの胸を揉み始め、互いに乳首を舐め合うなどして次第にレズの様相へ。四つん這いの三上あきを男がバイブで攻めている隙に倉本安奈がうまく男のイチモツにしゃぶりついて相手を出し抜くことに成功したかに思えたが、安奈の献身的なフェラで硬くなった肉棒はあえなく三上あきの膣内へ。安奈は後ろから突かれてよがる三上あきの下に潜り込んで乳首を愛撫して絶頂をアシスト。男はそのまま中出しフィニッシュし、ブピッという空気が漏れる音とともに精液が溢れ落ちて次のシーンへ。
全裸で仰向けに横たわる倉本安奈のクリトリスを中途半端に愛撫したあと、主観視点と珍しい真上からのアングルでダブルフェラを撮影。安奈は途中で離脱し三上あきの一人フェラで口内射精。
映像は間髪入れずに倉本安奈の主観フェラになり、天井のカメラからヌルリとバックで挿入する瞬間を真上から撮影。後ろから両手を引かれて胸を反らしヨガリ顔を天井カメラに晒しながら絶頂する安奈。脱力してしなだれる安奈と乱入した三上あきが互いに愛撫しながらバックでピストンが続き、正常位で突かれる安奈の乳首・耳・首・クリトリスを三上あきが筆で撫でまわし、ラストシーンは2人並んで三上あきは男に指マンされながら最後は倉本安奈の下腹部に発射。腹上の白濁液をすくって安奈の唇と舌に塗りたくって終了。
まず『想ひでアルバム。』同様、正直いって編集は二流。主観カメラと定点カメラ数台を一人で撮影・編集してマルチ視点を志した心意気は買うが音量が合ってないので声が小さかったり大きかったりとインディーズならではの雑さが目立つ。字幕の打ちミスもさることながらカットの変わり際のアタマに「ハイッ」とキューを出す男の声が入っているのはさすがに苦笑いを禁じ得ない(笑)
しかしながら数少ない初期の倉本安奈の貴重な映像。前作でパイパンだった陰毛が不完全ながら生えてきているので撮影時期にズレがあると考えられ、資料としても興味深い。何より倉本安奈のチャイナドレス姿は『
ミニスカポリスアカデミー』でチラと拝める程度なのでしっかりコスチュームとしてプレイに組み込まれている映像は嬉しい。またフェラチオシーンが多めで主観と真横の2カメラ使った倉本安奈のフェラテクを堪能できるのも個人的に加点対象。そして天井からの真上アングル撮影は(使いどころによるが)新鮮で面白かった。
あとはフェチ的なニュアンスなのでレビューでそこまで思いを馳せたと記す必要はないのだが、寝起きフェラのときに外で蝉が鳴いているのが…その、何と言うか、普段着のエッチっぽくて良いのですな。
さらに終盤の倉本安奈の主観フェラシーンから時間をすっ飛ばしてバックでヌルリと挿入する場面。愛撫シーンや女優が受け入れ態勢に移る動作も色っぽいものだが、本作のそこを省略して合体を急ぐガッついた若さ(笑)にどこかAVらしくない、実に素人っぽい趣を感じられるのである。
最初に書いたとおり滅多に…というかほぼ出回らない入手困難な作品のひとつ。
「もうひとつの物語」の存在が都市伝説ではなく、確かにリリースされていたことだけは当サイト管理人が保証します。
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タイトル:ミニスカポリスアカデミー
名義:倉本安奈
制作:アイエナジー
品番:IESP-034
リリース:2003年当時コスプレ鉄板ネタとしてしばしば用いられた「ミニスカポリス」のパロディAVのひとつ。パッケージ写真を見るに本来は笠木忍メインの企画だったのだろうが、「笠木ポリスがバックレたァ!?」のコピーの通り、写真撮影から入った撮影では本編の途中から登場しなくなる。
メイキング映像から察するに寒さによる体調不良でのリタイアと思われるが、結果的に笠木ポリスは本番ナシなので笠木忍を目当てに観たら物足りないだろう。
倉本安奈の格闘試験はキック指導とカメラに向かってのネコパンチ級の打撃指導からの、組み敷かれてまんぐり返しの恥ずかしいポーズを強いられるセクハラ。変装試験は珍しい倉本安奈のチャイナドレス姿が拝めるが、試験官の無駄に高圧的な態度と半端なボディタッチに終わって勿体なさが半端ない。ちなみに笠木忍はナース服、楠木さやかは体操服。
尾行試験中に捕まって犯された楠木ポリスを助けに行くもあっさり敵に捕まる安奈ポリス。銃を突きつけられて脱衣を迫られ、自らおま○こを広げさせられてフェラチオ強要。抵抗できずにそのまま挿入され、嫌がりながらバックで中出しされる安奈ポリス。
最後は犯人グループ内の借金のカタに楠木ポリスと安奈ポリスの肉体が差し出されて輪姦。イラマチオと手コキを強いられながら犯されて中出し2連発で終了。
職業モノのレ○プ作品として中出し合計3回は実用性で充分なスコア。アイエナジー作品はカメラが良いのか撮影環境がいいのか、肌がキレイに撮れていて好印象で、特にエナメル制服やシチュエーションに思い入れがなくても倉本安奈という素材を楽しめる。
特典映像でどこからか引っ張ってきた笠木忍のパジャマ調教イラマチオぶっかけ映像、倉本安奈のロリ拘束イラマチオぶっかけ映像、楠木さやかの拘束イラマチオ手コキ素股ぶっかけ映像を収録。いずれも出典不明。
倉本安奈は雑然としたロッカールームに手を縛られた状態で大仏マスクを被せられて捨てられているというカオスな設定。身動きできないままイタズラされてイラマチオ、顔面にぶっかけられたあとにお掃除フェラを強いられて終了。他のロリ作品とは演技の質が違って、なんとなく新鮮。ちなみに服装は首元にリボンのついたガーリーな花柄スモック。
メイキングには申し訳程度に笠木忍のシャワー映像あり。また撮影前の楽屋で倉本安奈がサンドイッチ食べてたり、寒がっている笠木忍の姿を見ることができる。映像がとっ散らかっててメニュー選択画面からのアクセスがやや煩雑だが、特典映像・メイキング・スチール写真とおまけ要素が充実しているのはお得感がある。ただただチャイナドレスが活かされなかったのが悔やまれる。
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